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「医療放射線の被ばくについて その2」
2025.08.02画像診断部のkです。
今回は放射線被ばくその2という事で、放射線の種類や単位についてお話ししていきます。
- 用いられる放射線について
放射線にはアルファ線・ガンマ線やエックス線(X線)などありますが、CTやレントゲン検査で用いられるものはエックス線になります。
光の仲間であり、波長がとても短く高いエネルギーを持っています。そのため、鉛や鉄など密度の高い物質を使わないと遮断できません。
その中でアルファ線だけは紙1枚で防ぐ事ができます。そのためアルファ線の外部被ばくに関してだけは考える必要はほぼありません(ただし体内からの内部被ばくを除きます)。
またX線は、光や電波と同じように体内や空中に残るものではありません。つまり撮影後の部屋や、検査を受けた方から被ばくはしません。ですので核医学(RI)のように検査後の注意点はありません。
放射線の単位について
- Gy(グレイ):吸収線量
医療などで放射線を受ける量をエネルギーで表したもの
- Sv(シーベルト):等価線量
放射線の影響は放射線の種類やエネルギーによって異なるため、組織や臓器の受ける放射線量を補正したものがあります。
またこれらは各係数が1なためX線の場合は、Gy=Svと考えてもほぼ大丈夫です。
- 自然放射線とのの比較
被ばくは自然からのものと、医療など人工によるものがあり、大まかな値は図のようになります。
この図からも分かる通り、我々は自然からの放射線を浴びています(約2.1mSv/年)。
意外と自然から放射線を受けているかがわかるかと思います。
今回は以上です。
今回は一般的な話をいたしました。また次回もよろしくお願いいたします。
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