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その頭痛、熱中症かも
2025.08.30こんにちは。かねなか脳神経外科看護師Uです。
連日、熱中症警戒アラートが発令され先日は北海道でも40度の予報が出ていました。
暑い日が続くと「頭が痛い」と感じる方も多いと思います。
その頭痛、熱中症かもしれません。
単なる疲れや肩凝りとは違い、熱中症による頭痛は命に関わることがあります。
日本救急医学会が定める熱中症重症度分類において頭痛、吐き気、嘔吐といった症状は重症度Ⅲ度に該当するほど重篤です。さらに最も深刻な問題は、熱中症経験者の約8割が病院を受診していないという事実です。今回は熱中症の頭痛の特徴と対処法、そして受診の目安についてお話ししたいと思います。
1、なぜ熱中症で頭痛が起きるのか?
熱中症になると体内の水分と塩分のバランスが崩れて体温が異常に上昇します。
それにより脱水を引き起こし電解質の乱れ、熱による炎症が起こります。
- 熱中症による頭痛の特徴
全身症状を伴う事が多い
・強い疲労感
・高熱、意識障害
・めまい、ふらつき
・吐き気、食欲低下
・大量の発汗、または汗が出なくなる
- 対処法
・涼しい場所へ移動し、風通しの良い場所で衣類を緩めて安静にする
・首や、脇の下、太ももの付け根を冷やす
・経口補水液や塩分を含んだ飲み物を飲む (※ただし吐き気が強くて飲めない場合は受診を)
- 受診の目安
・頭痛が長引く/悪化する
・めまいや吐き気がある
・水分をとっても症状が改善しない
・ご高齢の方、小さなお子様、持病のある方
- 当院での対応
・必要に応じてCTやMRI検査を行います。
・医師が治療が必要と判断した場合には、点滴治療を行います。
最後に受診しない背景には、ちょっとした不調で病院に行くのは大げさといった考えや水分補給すれば治るといった自己判断があると思います。「休めない」という文化が命を危険にさらす可能性があります。
軽い熱中症だろうと軽視せず、気になる症状があれば早めの受診をお勧めします。
まだまだ暑い日が続くので、体調に気をつけてお過ごし下さい!
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