かねなか脳神経外科、画像診断部長のKです。

画像診断部はクリニックの1階にあり、MRIやCTなどの撮影を担当しています。当院受診された方でもMRIの検査を受けた方が多いのではないでしょうか？

当クリニックに導入しているMRI装置はキヤノンメディカル社製です。ドラマ化されたラジエーションハウス（フジテレビ）では、この同社製の装置が使用されていたことを覚えている方もいるかもしれません。

https://fod.fujitv.co.jp/title/4h42/?waad=C715z7Gw&ugad=C715z7Gw&yclid=YSS.1000303921.EAIaIQobChMIpNf17ojohwMVNF4PAh0GYzW_EAAYASAAEgIdufD_BwE

今回はこのMRI装置の特徴の一つであるAiCE（エーアイシーイー）を説明いたします。人工知能です。

これはキヤノンメディカル社独自の技術で、ディープラーニングを応用したAI再構成によるノイズ低減技術になります。以下がその画像です。

どうでしょうか？効果は画像のとおりで、強力なノイズ低減をもたらします。

その効果は3テスラ装置に匹敵する画質を生み出します。またその結果、撮影時間も短くすることも可能です。

MRI全体的に撮影時間が長いのですが、高画質と短時間と相反することを両立させて、皆様の負担を少しでも軽くしていきたいと思います。