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朝日新聞「患者を生きる」で片頭痛が特集されました ― 当院患者さんのご協力をいただいて
2026.08.27


こんばんは。院長のKです。
2026年8月24日から26日までの3日間、朝日新聞「患者を生きる」で「片頭痛」が取り上げられました。
今回の連載では、当院に通院されている患者さんに取材へのご協力をいただき、長年にわたる片頭痛との生活、これまで受けてきた治療、そして現在に至るまでの経過が紹介されました。
ご自身のつらかった経験を振り返り、それを多くの方に伝えることは、決して簡単なことではありません。
今回、同じように頭痛で悩んでいる方の力になればと取材にご協力くださった患者さんに、改めて心より感謝申し上げます。
「頭痛くらい」と我慢し続けていた
今回の連載で描かれていたのは、長年片頭痛に悩みながらも、「たかが頭痛」「頭痛くらいで」と薬を飲みながら我慢してきた患者さんの姿です。
さまざまな治療を行っても十分な改善が得られず、頭痛は日常生活にも大きな影響を及ぼしていました。
そして最終回では、CGRP関連抗体薬による予防治療を開始し、頭痛の日が大きく減少した経過が紹介されています。
見出しには、
注射で「人生変わった」という患者さんの実感が紹介されました。
私たちも日々の頭痛診療の中で、治療によって頭痛が減ることが、仕事や家庭、趣味など、その方の生活そのものを取り戻すことにつながる場面を経験します。
新しい治療には「費用」という現実もあります
CGRP関連抗体薬は、すべての片頭痛患者さんに一律にお勧めできる治療ではありません。
非常に有効な選択肢の一つですが、従来の内服治療と比較すると患者さんの経済的な負担は大きくなります。
特に予防治療は継続することも多いため、「効くかどうか」だけでなく、「無理なく治療を続けられるか」も大切な要素です。
従来の予防薬で十分に改善する方もいれば、急性期治療薬の使い方を見直すことで改善する方もいます。
もちろん、新しい治療によって劇的に生活が変わる方もいます。
大切なのは、
「一番新しい治療を選ぶこと」ではなく、
「その人にとって一番適切な治療を選ぶこと」。頭痛の頻度や程度、生活への影響、これまでの治療歴、薬の効果や副作用、そして治療費。
当院では、それらを患者さんと一緒に考えながら、治療を選択していくことが重要だと考えています。
頭痛を我慢することを、当たり前にしない
片頭痛は単に「頭が痛い」だけの病気ではありません。
仕事や学校、家事、育児、そして家族との時間や休日まで、人生のさまざまな場面に影響を及ぼします。
それでも今なお、
「頭痛くらいで病院に行っていいのだろうか」
と我慢している方は少なくありません。
この数年で片頭痛治療は大きく進歩し、治療の選択肢も増えました。
頭痛を我慢することを当たり前にしない。
今回、当院の患者さんがご自身の経験を伝えてくださったことで、同じように頭痛に悩んでいる方が「一度相談してみよう」と思うきっかけになれば、私たちにとっても大変嬉しいことです。
最後になりますが、今回の取材にご協力いただき、大切な経験をお話しくださった患者さんに、改めて心より御礼申し上げます。
朝日新聞「患者を生きる」片頭痛編
2026年8月24日~26日掲載(全3回)https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S16531793.html
↑デジタル版あります。
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